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「会社員 自転車で南極点に行く」の著者”サラリーマン冒険家”大島義史氏にピスコ酒を持って行って来た!!! [entertainment]

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「大島義史氏」・・・一段と貫禄を増しておられました。

南極点に自転車で初めて到着した日本人、大島義史氏に会いに行って来た。
彼が本の中で記していたピスコ酒が手に入ったので、それを手土産に。
あまりのおいしさについつい飲み過ぎて、気が付いたら便器の中に顔を突っ込んだまま年越ししたという、
そのピスコ酒(チリ産のぶどうから作ったブランデー)だ。

当初はお渡ししてすぐ帰る予定だったが、どうしても抑えきれず自宅にお邪魔することに。。。

大島さん、奥様、娘様、家族水入らずの貴重な時間に申し訳ありませんでした。
こんなずうずうしい私をお許し下さい。


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いきなり迎えてくれたのは「貞子」だった。

はいずり回って近づいて来る。(腕立て伏せで自主トレ中です。笑)
ギャーーー、、、顔を上げると・・・ニコニコ顔のかわいい娘さんだった。
とても人懐っこい活発なお子様。
既に女性冒険家を目指して日々筋トレしておられるようである。

とてもかわいいきれいな奥様とは初対面。
萌え~~~。
とても緊張しました。
(実は奥様に一目でいいからお会いしたかったのです。)
おいしい紅茶を入れていただきました。
ご馳走様でした。

長居は無用と、聞きたいことだけ聞くことに。
ほとんど記者状態だった。
本で「読むこと」「見ること」全てが初めての事ばかり、、、南極なんて未知の世界。
何を聞いたらいいのかすら浮かんでこない。
ド素人の私が聞きたい事を聞いてみた。

「おーしまさんが書く旅の長い文章は、頭で記憶してるんですか?それとも何かにメモってるんですか?」
”これまでの旅の記録はすべてメモってるんです。”
と、文庫本サイズの手書きされたノートの束を本棚から出していただいた。
文字がびっしりと詰まって書かれていた。

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メモの山。(1冊、1冊、手に取って読んでみたかったが、時が経つのを忘れそうでグッとこらえる)

すごい!!!
・・・ということは今回はあの極寒の南極のテントの中で、メモをしたためていたということになる。
そんな事をやってたなんてとても想像出来ない。

「南極ではホッカイロなどは使わないのですか?使ったとしても効果はあるんですか?」
”普通に使いますし、売店でも売っていました。いろんな所に貼り付けて大活躍でしたよ。”
へぇ~、そうだったんだ。
想像するにホッカイロも熱を発せず、凍るほどのイメージが強かったがそうではなかった。

「厚めのビニール袋(市販の専用品は高価なので、パン袋で代用)を使って身を守る、とのことでしたが、
実際どの様に使っていたのですか?(使い方、使う意味は本を読んでわかっていた)」
”1枚目の靴下やインナーの上に被せて、汗がビニールの外に出ないように食い止めます。
そうしないと汗が外側の衣服に浸透して凍ってしまい、低体温を引き起こし、
下手したら命にかかわる事態におちいってしまいます。
指先などは動かせるから大丈夫なんですが、その指先に暖かい血液が十分巡るように心臓の周辺とかを重点的にビニールでカバーします。”
・・・聞き方が悪かったな~。使う部分の形に合わせてビニール袋を加工して体をくるんでいたということだな。

「おいしくてつぶれるほどたくさん飲んだというピスコ酒ですが、どんな飲み方だったんですか?何かで割っていたんですか?」
”ソーダ割りだったと思います。飲みやすくてついついグビグビ飲んでしまったんですよ。”
「実は私も飲んでみたんですが、さすがにストレートはきつかったです。40~50度ですもんね。
激安スーパー”ラムー”で売っているご存知の”レッドブルもどき”で割ってみたのですが今一でしたよ。
あと桃ジュースやりんごジュースで5倍くらいに割って飲んでみましたが桃が結構いけました。
お勧めします。一度試してみて下さい。」

「あと、おーしまさん家は、バックパッカー(旅人)の方を寝泊りさせるというボランティアをされていますが、
実際どこまで面倒を見ておられるんですか?布団や風呂や食事などなど。」
”基本、私共と同じ事をして差し上げております。
布団も貸します。
でもそういう方々はほとんど自分の寝袋を使う方が多いです。
お風呂も入ってもらってます。
ご飯も私共と同じものを、一緒に食べてもらっています。
前もっての連絡があれば用意しておきますが、急な連絡でご飯が用意できない時は、
私がスシローとかに連れて行ってご馳走しております。”
「ご馳走って、御代はおーしまさんがお支払いになるんですか?」
”はい、そうです。
なぜかと言うと、実際私が旅をした時にいろんな所で、いろんな方々に、そのようなことをしてもらい、
助けてもらった事が何度もあるからです。
そのお返しと言っては何ですが、そうさせてもらっているんです”

何と心の大きな人なんだ・・・
同じ一つ屋根の下でどこの誰かもわからない人と一夜を過ごす、、、風呂に入れる、、、ご飯までご馳走する。。。
それを聞いた時、大島さんに後光が差したのを見逃さなかった。

ここでたとえるのが妥当かどうかわからないが、
「なさけは人のためならず」
という”ことわざ”がある。
クイズ番組で問題に取り上げられ、その”ことわざ”の意味を知ったのだが、
それまでは、”人になさけをかけるとその人の為にならない”という意味だとばかり思っていた。
・・・が実はそうではなかった。
「人になさけをかけると、それは回り回って自分に返ってくる」という意味だったのだ。
まさに大島さんは自分が受けた情けを人々に分け与え、
またそれが回りまわって自分に情けをかけてくれる人々が現れるという、
ことわざ通りのことを実体験しているのである。

大島さんが、仏様に見えてきた。
そして、その横で終始笑顔で話を聞いている奥様は菩薩様に。
娘さんもぐずることなく、私の横でキャッキャキャッキャとひたすら自主トレにはげんでいた。笑

「最後に自転車を見せてもらっていいですか?」
”どうぞどうぞ”
お~これか~、これが南極を走った自転車か~。
南極点と間接タッチする。
グリップを握る手が震えた。
自転車のメーカーだけは私のシクロクロスと一緒だった。


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おーしまさーん、顔が切れてるし~・・・(冗談。あまりの感激に顔が引きつっていたので、キ・リ・ト・ル~。笑)

「このタイヤは?」
”これはわざと半分空気を抜いているんです。
そうすることで接地面が増えてグリップが効いて滑りにくくなるんです。
その代わり無茶苦茶こぐのが重たくてきつくなりますが、、、笑”
これは半端ない。こんな太いタイヤなのにこんな空気圧でよく走れたものだ。強靭な体でないと無理だ。


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ごっついタイヤをもみもみしてニヤニヤする2人。

人は自分にないものを持っている人、自分では出来ないことが出来る人にあこがれる。
その人に頑張って欲しいから応援する。
そしてファンになる。
私は大島さんの、いちファンなのである。

ドルトムントの香川選手がそうだが、とても謙虚で控えめだが、前だけを見て日々特訓して世界で活躍している。
メンタルが弱いという人もいるが決してそんなことはない。
確かに安全な、確実なプレーを選択し、人に言わせればメンタルが弱いと思われるシーンもあるが、
がむしゃらに、何も考えずに、ただただ前を向けばいいというわけではない。
ここぞという時に、人が変わったように躍動する。
実は芯からメンタルが強いのである。
それをわかっていない人がいる。

まさに大島さんがそうである。
物腰が低く、人当たりも丁寧で、謙虚で、決しておごることはない。
前だけを見て、緻密な計画を立て、目標に向かって、日々努力している。
そしてここぞという時に一直線に突き進むことが出来る、強いメンタル、強靭な体、高いIQを持ち合わせている。
(奥様のご心労を思うとたいへんだろうな~と同情するが・・・)

「最後の最後にもう1つお願いがあるんですが~~~、、、お、奥さんと写真をと・と・と・撮らせてもらっていいですか?(すみません)」


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おーしまさん、顔が切れてるし~・・・(冗談。あまりの緊張で目が逝ってしまっていたので、キ・リ・ト・ル~。笑)

「お・お・奥さん、、、顔が近いです。それ以上ダメです。旦那さんが見ています ・・・」
萌え~~~尽きてしまった、、、私。。。

ちょっとのつもりがとんでもなく長居してしまった。

自筆メッセージ&サイン入りの本「会社員 自転車で南極点に行く」をいただいた。(家宝にします。)

あっという間の楽しい楽しい時間だった。

大島さ~~~ん、奥様~~~、娘様~~~、今日は本当にありがとうございました。

家族3人でお見送り、、、恐れ入ります~~~!!!

もう2度と来ませんから~~~。笑


もし次お邪魔するとしたら、リュックしょって、無精ひげ生やして、髪ボサボサで、自分とばれないように、
「ピコ太郎」ならぬ「ヤマピスコ太郎」という名前で予約入れますから~~~。笑


”1日バックパッカー体験”させて下さいね~~~っ!爆


大島氏ブログ
とまらない好奇心!~自転車ツーリングブログ&雑記~
この日の大島氏の記事。
http://yaplog.jp/nonstoprun/archive/3951#comments



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