あしたのためにその1"うつべし"/あしたのジョー/山下智久 [pottering]
決して頭がおかしくなったわけではない。
こうなったらじっとしておられない。
「うつべし!」
ヤマピーに関する話題続きで少しかぶれてしまっている・・・(笑)
こうやって空を飛んでピンク色の雲の中に突っ込んで行きたい気分である。
まさに
”天と地がひっくり返ったようだ”
とか
”紙一重”
の世界である。
先日から続いていた右足の付け根の”激痛”がある日突如として皆無になった。
まるで夢を見ていたかのようである。
ピターっと止まった。
どうせ日にち薬だろうとたかをくくっており
ただただ陣痛のような痛みを(・・・と言っても妊娠したことがないので想像上なのだが)
ぐっとこらえて我慢していた。
一か八か鎮痛剤の坐剤を普通の倍量使ってみた。
かなりの荒療法である。
Zzzz zzz
zzz
Zzzz
zzz
(-.-)zzZ
朝起きてみると痛みは全く消え去っており
何事もなかったように・・・
普通に・・・
今まで通り・・・
この痛くない今現在が夢の中ではないのか・・・
と思うくらいに・・・
いったいなんだったんだ。。。
当然気分はハイになる。
アスファルトの空を見上げながらピンク色のじゅうたんの上を走る。
短い間だったが激痛ともしばしのお別れ。
\(^o^)/オワタ
神経や細胞の世界。
それはまさにミクロンの世界。
電子顕微鏡で見たことのある世界。
ミクロン単位で悪さもするし、大切な生命もつないでいる。
今回の倍量投与もこれまでの私の臨床をふまえて行ったことで
この症状ではこの薬のこの量では効果がないと認知した上でのこと。
自ら治験を行うことにした。
・・・が、まさかここまで効果があるとは夢にも思わなかった。
倍量投与というのは現場では日常的に行われている。
たとえば体に悪い菌が増殖を始めた際、
普通の量では追いつかず、一気に畳み掛けるために、
普段の倍量、しかも多種類の抗生物質を使い治療を行うこともある。
それまでのいろんな現場現場での臨床実績の情報を収集した上での療法で
安全性も確保した上での療法である。
各々が各自の判断で体を張って患者と、病気と向き合っている。
私が生まれた年に起きたサリ○マイド事件。
一つ間違っていたら被害者になっていたかもしれない。
メーカーは土地を売り、建物を売り賠償金にあて、被害者を社員として招き、誠意の限りを尽くした。
そのサリド○イドもいまや癌の治療薬として新たに生まれ変わり患者に「希望」という光を与えている。
まさに”紙一重”の世界である。
あしたのためにその1
こういう症状の際は坐剤倍量”うつべし!”
正確には”いれるべし!”
と自分に言い聞かせながら冬キャベツでいっぱいの空へ突っ込んで行った。
まるで魔法のような「医療」という仕事に携わってきてよかったなと思う瞬間であった。
あとおじいちゃん、おばあちゃん。
「坐薬」というのは座って飲む薬じゃないからね!
間違わんとってね!
2010-11-21 21:39
コメント(2)
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ヤマピーさん こんばんは
この写真は逆立ちして拝見させていただきましたよ。
薬の倍量投与も日頃の経験がものをいうんでしょうね。
あしたのためにその1"うつべし"が入れるべしだったとは
御見逸れ致しました(爆)
by Fuel (2010-11-23 21:23)
Fuelさん
どうもです!
逆立ちしてみたらただの普通の写真になります。
アホ丸出しですね。
ご心配おかけしました。
注射を打つとかいいますので。
おやじギャグにしてもちょっと苦しいもんがありました(苦笑)
by ヤマピー (2010-11-23 23:36)