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日本人初!!!///会社員が自転車で南極点へ///会社員、ときどき冒険家(上)有給休暇取り南極点へ!!! [entertainment]

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「とまらない好奇心!~自転車ツーリングブログ&雑記~」より
http://yaplog.jp/nonstoprun/


彼はとうとうやってくれた。



「自転車で南極点到達!日本人初」



という快挙を!!!!!




Yahooニュースより

【連載】会社員が自転車で南極点へ10 本音でぶつかり決裂

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000001-wordleafv-soci

・・・・・・10で終わり???







「THE PAGE 大阪」より

1話~12話(最終回)

https://thepage.jp/osaka/detail/20160529-00000002-wordleafv?page=1

【連載】会社員が自転車で南極点へ12 「南極点」(最終回)

真っ白な雪原を進む。今日は風が強く、前に進むのは、いつも以上にきつく感じた。しかし、これで終わりなのだ。今日をもって、南極自転車旅行は終了する。

 クリスマス・イヴに独り、関西空港に向かったこと。エリックとの喧嘩や、一緒に歩いた雪の平原、家内や娘の顔。そして、この旅行のために費やしてきた5年間の色々な出来事が思い出される。前に進む旅に、徐々にその黒い粒は大きくなっていく。もう、間もなく、南極点に到着する。

 南極点にあるアムンゼン・スコット基地は思いのほか大きく、その基地内を動きまわるのも一苦労だった。南極点周辺に到着して、まず、僕達が行ったのは、基地の隣にあるANIのテント基地に顔を出すことだった。テントの中は非常に快適で、暖かいストーブもたかれていた。ここで美味しいお茶と昼食をごちそうになった。



「Yoshi! 南極点に行こうぜ」



テントは、小さいながらも色々な機能を備えていた。食事の調理をする厨房、食堂、ベッド等の休憩設備があった。更にはパソコンがおいてあって通信施設も兼ねているようだった。ホワイトボードがつりさげられており、今、南極を旅行している全てのパーティの位置が経度・緯度で正確に記してあった。

 「Yoshi! 南極点に行こうぜ」

 テントの中で、すっかり寛いでいた僕をエリックが急かした。そうだ、思わずアムンゼン・スコット基地に着いた時点で安心しきっていたが、南極点にはまだ、到達していないのだった。

 僕達は、防寒着をつけて、改めて自転車に跨った。ANIのキャンプから南極点までは、一直線に雪の道が延びていた。

 ちょうど、800メートル程の距離だった。これが本当の最後のランだ...ゆっくりと僕はペダルを踏み込んだ。


エリックは、ものすごいスピードで南極点に



一方のエリックは、ものすごいスピードで南極点に向かって疾走して消えた。一応ガイドなんだから、もうちょっと歩調をあわせるとか、しないのかなぁと苦笑してしまったが、これも彼らしいといえば、彼らしい。

 南極点には、多くの旗がはためいていた。アメリカ、イギリス、ドイツ、チリ、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド。南極に基地をもっていたり、あるいは、南極の付近に領土があったりと、少なからずこの大陸に縁がありそうな国々の旗が並べられている。その中に、ひとつ、アジアの国の旗もあった。日本の旗だ。

 これらの旗に囲まれるように、銀色の球体が載せられた棒が立っていた。南極点だ。僕は幾度となく、ここに到達することを夢見てきた。そして今、それが現実になったのだ。




エリックは南極点で僕を待ってくれていて、「Yoshi、写真を撮るよ」と気の利いた事を言ってくれた。僕は素直に受けることにした。よく日本国旗をもって写真を撮る人がいるが、僕は恥ずかしくてとてもそんなことはできない。仕事もせずに、会社を休んで、こんなところで遊んでいる、恥ずべき人間だということを僕はよくわかっていた。

 僕は南極点に触れた。 自分が小さくなっていくのを感じた。

 その後、僕は早々に南極点を後にした。あまりにも寒かったからだ。 あの球体に手を触れた瞬間、僕は一気に現実に連れ戻された。ああ...ああ...南極点に着いてしまった。

 自分がこの旅行のためにやった借金、そして、休んでいる間に沢山たまっているであろう仕事。次の事を僕は考えていた。「頑張って働いて、借金を返さなければ~っ!」

 どん底からの再スタートである。多くの冒険家にとって南極点はゴールであろう。だが、僕にとっては、ここがスタートなのだ。


世界の果ては、ただ、風が強く、寒く、どこまでも白く


テントに帰ると、スキーで南極点に到達した他のパーティと合流した。夜は、皆でシャンパンを開けてパーティだ。皆、笑顔で、この日ばかりはと、浮かれていた。

 今回のラスト・ディグリーというルートでの自転車による南極点到達は珍しい事のようだった。誰もが祝福をしてくれたが、しかし僕には全然ピンと来なかった。南極を自転車で走ることは決して難しいことではない。まして、この距離であれば尚更だ。

 だが、そのことこそ大切な事のような気がする。特別な装備や、特別なお金、特別な時間を使ってやる「冒険」は、誰もが楽しめることではない。もし、仮に南極という場所が魅力的なのであれば、伝えるべきは、特別な人間にしかできない旅よりも、誰もができる旅なのではないだろか?

 いかに自分の納得できる旅を、自分が納得できる範囲でするか、それが一番僕にとっては大切なのだった。
(そういう意味では、体力も気力も有り余っていたので、もう500キロくらい、南極を自転車で彷徨っていたかったが)

 こうして、僕の南極自転車旅行は終わりを迎えた。世界の果ては、ただ、風が強く、寒く、どこまでも、白い、白い、場所だった。(おわり)

■大島義史(おおしま・よしふみ)1984年広島県生まれ。学生時代から自転車の旅に魅せられ、社会人になった後も有給休暇を取って自転車で世界を駆け巡る。長年にわたり会社や家族と話し合い、2015年12月に有給休暇を取って自転車で南極点へ行く旅に挑み、2016年1月に南極点へ到達を果たす。同月帰国後は間もなく職場へ復帰した。神戸市在住の会社員。インタビューでは「僕は冒険家じゃない、サラリーマンですから」と答えている。









神戸新聞NEXTより

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201605/0009115942.shtml

会社員、ときどき冒険家(上)有給休暇取り南極点へ


抜けるような青空と誰一人いない雪原。零下30度の世界で聞こえるのは、吹きすさぶ風と自転車のタイヤが雪にめり込む音、そしてあえぐような自分の息遣い。空気が薄いせいか、気を抜くと意識が飛びそうになる。

 1月、会社員大島義史さん(32)=須磨区須磨寺2=は南極大陸にいた。基地から目標までは約160キロ。乱反射できらめく雪原で、自転車をこいでは降りて押すを繰り返した。

 日本時間の10日午後4時ごろ、「South Pole」と記されたプレート前に立った。5年越しの夢がかなった瞬間、それまで感じなかった寒さがこみ上げてきた。

 自転車による南極点到達は日本人初。

 「有休を使って会社員としてなら多分世界初」と大島さんは冗談めかすものの、それはまぎれもない快挙だ。


  ◇

 「自転車なら遠くまで行ける」

 大島さんの冒険の原点は、高校生の時の遺跡巡りだった。大学入学後も、ペダルをこぐ脚は止まらない。夏休みにオーストラリアやアラスカ、中国のタクラマカン砂漠など、4年間で15カ国約5万5千キロを駆け抜けた。

 食料が尽きて道ばたのコケを口にしたり、野イチゴを食べている最中に至近距離でクマと遭遇したり。今なら笑って済ませられるが、強盗にも遭った。しかも計5回。

 それでも帰国して一息つくと、冒険の虫がうずき始める。その繰り返しで大学時代はあっという間に過ぎた。


  ◇

 2008年、大手輸送機器メーカーに就職した。「自転車が最優先」と公言し、入社後初の大型連休は韓国へ。その後もカナダ、インドネシアなどを次々と走破した。

 ものづくりの仕事は好きだ。決して手抜きはしなかったが、根っこには「頑張れば休暇が取りやすくなる」との考えが。すべては自転車のため、だった。

 帰国日、空港から会社に直行。しまっておいたスーツに着替え仕事をこなした。突然の欠便で帰国便への搭乗が難しくなっても、現地で交渉して自家用飛行機をチャーターし事なきを得たことも。

 12年冬、学生時代から世界地図に引き続けた赤い線が縦断した。感慨に浸る大島さんに、妻の由佳さん(26)が思いがけないことを告げた

「南極に行かないと縦断にならないでしょ」

 返答に詰まった大島さんの脳裏に大学時代がよみがえった。当時は、冒険家でなければかの地は踏めないと思っていた。

 まだ見ぬ南極点への“旅”が始まった。

  ◆  ◆

 仕事と冒険は両立するだろうか。休暇を利用して自転車で南極点へ。夢をかなえたサラリーマンの奮戦記。





会社員、ときどき冒険家(下)仕事との両立に達成感

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201605/0009120481.shtml

「南極に行かないと縦断にはならないのではないですか」

 会社員大島義史さん(32)=須磨区須磨寺=が、妻の由佳さん(26)から指摘されたのは2012年。実は、その前年秋、考課面接で相談していた。



あれ?


見れない・・・


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南極点到達!おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!





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