スナゴケでアートしながらビオトープ with サーリークロスチェック [pottering]
加古川は寺家町をうろうろする。
どっしりかまえた古民家。
歴史を感じる。
家の中の間取りを想像する。
部屋がたくさんあり、廊下や、階段が入り組んで
迷路みたいな楽しい空間なんだろうな~。
広い、開放感のある現代の家の間取りはもちろん快適だが
昔の家の秘密基地的な空間でごちゃごちゃした感じも好きなのである。
国道2号線の下をくぐる短いトンネル。
長いこと加古川に住んでいるが初めてくぐってみた。
なんか楽しい。
ポタならではの新発見。
ビオトープ。
またの名をバイオトープという。
ビオトープとは「生き物の住むところ」という意味。
人間にとって自然はかけがえのないものである。
食べ物やきれいな水・空気も豊かな自然の中から生み出される。
また憩いを求めて緑の中を散歩したり、心の安らぎのためにも豊かな自然はとても大切である。
しかしながらいろんな開発事業で自然は失われてゆくばかりである。
ビオトープの試みはいろんなところで行なわれている。
身近なところでは・・・
ホタルを呼び戻す為に川をきれいにしたり・・・
ビルの屋上に菜園や花壇を作ったり・・・
ゴーヤのサンシェードやプランターでの家庭菜園もその一つである。
いわゆる「人間の生活するところに生み出された自然の空間」というのがビオトープである。
寺家町で苔(コケ)を使ったビオトープの研究をしているところがあった。
「株式会社井原良忠事務所」
http://www.eco-sculpture.org/html/sculpture.html
苔は環境問題に使える新しい素材としてビオトープの可能性に期待しながら研究を続けているとのこと。
しかもそれをアートとコラボさせている。
普通のアートとは少し視点を変えたエコロジカルな活動である。
芝生のようにスナゴケをカーペット状にはりめぐらしたら地球にやさしくエコにつながると言う。
いわゆる温暖化防止の研究である。
ホームページより
これは駐車場に敷くコケシート。
ホームページより
家屋の壁に貼ったコケ。
ホームページより
淡路花博にも出品されたコケとアートのコラボ。
加古川のビオトープの一研究所がいつの日か地球全体を救うことを願う。
2011-04-25 00:29
コメント(4)
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こけの水遣りとかどうなっているんでしょうかね。
一面のこけはきれいです☆
by hayazou2002 (2011-05-05 17:15)
hayazou2002さん
コメントありがとうございます。
駐車場に敷くコケシートはシートの小さい穴から水が出る仕組みに
なっているようですが・・・
壁はどうやって貼り付けているのか不明です。
屋根に芝生をはりめぐらしたカフェは見たことがありますが
壁はないですね~。
ごそーっと落ちたらえらいことですよね(笑)
by ヤマピー (2011-05-06 23:23)
偶然にこのサイトを身つけました。
その節はご覧頂いたようでありがとうございました。
水平にコケ緑化する場合は、ほとんど管理不要で水は与えません。
その環境に自ら適応できる植物生理をいかして育てます。
反して、壁面は水分供給が必要です。
現在、再自然化自動潅水システムを開発しまして、
そのシュミレーションを本町公園内事務所前でしております。
(現場は、JR西明石駅前国道沿い)
http://blog.goo.ne.jp/moss-man?from=ch
http://www.moss-net.jp
http://www.facebook.com/ihara.yoshitada
またぜひご来遊ください。
詳しくご説明させて頂きます。
moss-man いはらよしただ
by moss-man いはらよしただ (2012-05-01 15:02)
moss-manさん
コメントありがとうございました。
勝手に載せてしまいました。
しかし壁にコケってよく落ちてこないもんですよね。
こういったものには非常に興味がありますので
是非またお邪魔させていただきます。
by ヤマピー (2012-05-06 13:55)