トトロの猫バスの停留所 香川 直島ツーリング [touring]
トトロに会いにネコバスの停留所のある岡山香川の直島までポタリング。
ネコバスはいったいいつになったら来るのだろう。
いきなりの得意のオオボケ。
直島は香川県であった。。。ことをたった今知った。
距離的には岡山の方が近いようだが・・・
瀬戸内の島々で行なわれている「瀬戸内国際芸術祭2010」を見に行った。
この10月末で終了する。
岡山の宇野港を車でめざす。
頭の中や標識を見ながら”宇野港””宇野港”と何度も確認しながら。。。
(ナビは適当な道を教えるから基本信用しない)
2時間かけて港に着いた。
カーフェリー、小型船があり自転車を持ち込めるのはカーフェリーのみ。
到着港も島の東側や西側に別れていたり・・・
そこでまたまた得意のオオボケを。
ここまで何回も”宇野港”とつぶやいてきたもんだからついつい
「宇野港まで往復でカーフェリーで」
”えっ”とチケット売り場の女の方。(半分、顔が笑っている)
”ここが宇野港ですけど。。。”
(あっ。しまった。やってしまった。)
「え~どこでしたかね~・・・そうでした。失礼。直島のえ~っと宮浦港まで往復で、自転車持込みで。
(つゆだくで、もとい、汗だくで)」
”はいっ、○○円になります”
「どうもどうも!」
フェリーへの乗船は既に始まっている。
この場を去るように飛び出して急いで自転車をぐいっと踏み込むと・・・
ガラガラガラガラ・・・ボキッ
ワイヤーロックを外すのを忘れていた。。。
ホイールのスポークは無事だったが、なんとカギの金具部分が折れて使い物にならなくなってしまった。
安物のカギのおかげででホイールが事なきを得たということだ。(ここはポジティブに)
2度あるボケは3度あるという。
あとはもう大丈夫。
楽しい1日になりそうだ・・・(爆)
たいへんなにぎわい様。
しかも外人さんが非常に多く、小型船の方もかなりの外人さんが乗っていた。
あとはほとんど学生さんらしき人達ばっかり。
あっという間の20分で直島は宮浦港に到着。
いきなり出迎えてくれたのは・・・
真っ赤な大きなドテかぼちゃ。
これもちゃんとしたオブジェである。
まずは”007「赤い刺青の男」記念館”へ。
直島が映画の題材になったようである。
撮影を誘致したが名前だけ使われて、実際の映画は直島と似たような所で撮影されたらしい。
映画のポスターがたくさん貼ってあった。
あとはボンドカーのミニチュアなどなど・・・
思っていたよりこじんまりした記念館だった。
近隣をポタッた後「ネコバスのていりゅう所」へ向かう。
途中巨大なゴミ箱が。
高さ4m程あるだろうか。
なんかワクワクしてくる。
「ネコバスのていりゅう所」は島を縦断する峠のてっぺんにある。
ここがこの島のメイン会場である「ベネッセハウス」
宿泊施設を併設した現代美術館である。
”地中美術館”というものがあるようだが「値段だけ高くて”なんじゃ?”」という評価を見ていたので今回はパスすることに。
エリアマップにはかなりきついと書いてあったが・・・
たかをくくっていた。
むちゃくちゃきつい。
トトロに会う為にはきびしい道のりが待っていた。
突然、バス停が現れた。
ここは隠れた名所である。
「ネコバスのていりゅう所」
「じこく表」
「いつでもネコバスくるよ」
いかにも現れそうな雰囲気。
しばらく待っていた。
待てど暮らせど通り過ぎるのは普通のマイクロバス。
バスの中の人は
「この人ここで何してるんだろう?」
と思っていたに違いない。
そして「ネコバスのていりゅう所」という看板を通り過ぎる瞬間、「あっ」という顔をする。
”ハハハ。どんなもんだい”
横にはこの「ネコバスのていりゅう所」を見るためのちゃんとしたバス停があるのである。
しかも高台からの眺めも最高の場所なのである。
トトロは大人には見えない。
でもいくつになっても子供の私には見えると信じて思っていたつもりのはずであったような感じを持ちながらもしかしたらと期待しながらあれやこれやと・・・
もういいか(笑)
「さよならトトロ!また会う日まで~~~♪」
先を急ごう。
あとは下るだけ。
楽チン!
下った先で出迎えてくれたのは・・・
黄色いドテかぼちゃ。
そういえば世はハロウィンのオレンジのかぼちゃでにぎわっている。
最初見た赤いかぼちゃとこの黄色いかぼちゃを合わせたらオレンジ色のかぼちゃになる。
こうやって手の上で転がしてみたい・・・
何を?
ブランデーに決まっているだろう。。。???
直島銭湯「I湯」
和と洋のタイルのコラボ。
実際に入浴できる美術施設である。
軽くランチタイム。
レンタサイクルであふれかえっている。
さーここからが本番である。
古い家並みが残る本村地区で古民家などを改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化した
「家プロジェクト」
というのを見て回るのである。
チケットは既に購入済み。
家プロジェクトvol.1「はいしゃ」
かつて歯科医院兼住居であった建物をまるごと作品化したもの。
その横に、おっと初の自前バイクに遭遇。
「GIOS AIRONE」
ジオスブルーはやはり美しい。
次のロードを買う時が来るとしたら「SESSANTA」がいい!
カンパを一度でいいから触ってみたい。
この家プロジェクトの企画。
たいへん面白いのだが残念ながら内装の撮影が禁止されている。
「はいしゃ」の中には巨大な自由の女神の上半身のオブジェがあった。
トリッキーな楽しい建物である。
カフェ「nyaosima」
島にはなぜか猫が多い。
魚が多いから?
ここは猫と一緒にお茶できるカフェである。
ポカポカ陽気のお昼寝タイム。
あちこちの猫がかわいいモデルになる。
家プロジェクトvol.2「角屋」
それはもうすごい内装で、床には水がはってあり、水中で様々のいろのLEDが点滅する。
壁には滝が流れているような錯覚をおぼえた。
家プロジェクトもいいがお店や普通の民家がちょっとおしゃれなのれんを下げているだけでそれはりっぱなアートとなっている。
ここは「丸亀うちわ屋」さん。
島ぐるみでアートと化している。
女の子が思いっきりシャボン玉を吹いている。
小さいきれいなたくさんのシャボン玉が空に舞う。
「こんにちは。写真を撮らせてもらっていいですか?」
”どうぞどうぞ”
女の子が構える。
”○○ちゃん、写真撮ってくれるそうだから大きいのを作ってごらん”
シャボン玉はどんどんどんどん大きく大きくなっていく。
いつ空に舞うのか。。。
どこまで大きくなるのか。。。
と思った瞬間・・・パチッと消えてしまった。
女の子は首を横にカクッっとかしげる。
「ありがとう。大きいのができたね。。。どうもありがとうございました。失礼します。」
”いえいえ”
(ごめんね。ちょっと緊張させちゃったね。小さいのでよかったんだよ。)
家プロジェクトvol.3「碁会所」
島の人々が碁を打ちに集まっていた場所である。
畳の上に椿の花がちりばめられた落ち着いた空間だった。
島で一番人気のカフェ「まるや」さん。
お店は超満員。
ライブやいろんなイベントを行なっている。
表の朽ち果てた自転車も看板を載せて現役で活躍中。
家プロジェクトvol.4「南寺」
中に劇場のようなものがあるようだ。
ここは見なかった。
というか見れなかった。
あまりの人気で整理券を配っていたようだ。
何時何分入館という整理券を持っている人だけが中に入ることが出来る。
残念。
見たかったな~~~。。。
気を取り直して楽しみにしていた「よいち座」へ。
空き缶やいろんなフタで作った人形を展示・販売している。
表に並んでいた空き缶君達。
ビールの空き缶のフタをとったら、2個のポッチが目となり、大きな口を開けて歌っている。
中にはもっと楽しいものが・・・
オーケストラの楽団を組んでいた。
「かわいいですね!」
”かわいいでしょう。。。でも中では写真は撮らないで下さいね。”
たかが空き缶、されど空き缶。
りっぱなアート作品なのである。
肖像権は厳しい。
最後の5軒目の家プロジェクトに向かう。
その時であった。
何か事件でもあったようだ。
仁王立ちした警察官が海を見つめている。
たまに覗き込んでいる。
事情聴取しているようにも見える。
早速近くに寄ってみる。
何かが浮かんでいるのか・・・
いったいそれは何なのか?
そう思ったと同時に引き上げられた。
それは横のおじさんが釣り上げた小さいイワシだった。
いい加減にしてくれよ。
しかもポリさんこんな所でさぼってないで・・・
というかこんなのどかな島でポリさんの出番はあるのかな?
家プロジェクトvol.5「護王神社」
小高い丘の上にある。
外人さんのカップルとすれ違う。
「ハロー」
”コニチワ”
「マダトオイデスカ」
”チカクデアリマス”
「サンキュー」
”グッバイ”
「グッドバイバイ」
どっちがどっちかよくわからない会話である。
江戸時代からまつられている護王神社を改築したものである。
地下の石室というものと地上の本殿がガラスの階段で結ばれていているらしい。
ロープが張ってあり覗き込むことが出来ない。
地下の入口には長蛇の列が。
トホホ。
地下からガラスの階段越しに差し込む自然の光をこの目で見たかった。
いったいどんな構造になっているのだろう。
残念。
日も傾いてきた。
オープンガレージカフェ「maimai」でティータイム。
恥ずかしすぎるテーブルに一人。
ここちよいBGMが流れている。
これってもしかして・・・
やっぱりそうだった。
「ジャック・ジョンソンですね」
”そうです”
「いいですよね」
”落ち着きますね”
JACK JOHNSONはハワイ生まれ、ハワイ育ちのサーファー&シンガー。
高校生の時にプロ契約を果たすなどトップ・サーファーとして順調にステップ・アップしていたが、17歳の時に頭部を100針も縫う大怪我を負ってしまう。
その療養中に母親からギターをもらったことがきっかけで西海岸の大学で映像の勉強をし、バンド活動に熱中。
2002年以降大ブレークを果たす。
ジャック・ジョンソンはご近所さんに教えてもらった。
自転車に乗る時、車の中で、部屋で聞いていた。
いろんな楽しい思い出が走馬灯のように駆け巡る。
ずっとここで聞いていたかった。
ずっとこの空間にいたかった。
帰路のフェリーでまた見かけた。
この子は一人旅をしていた。
バスでの移動だったようだが行く先々で何回もすれ違った。
君は今、何を見つめているのかい?
君は今、何を考えているのかい?
君の明日は、いったい何がまっているのかい?
本土に帰ってきた。
またなにか変なものが待ち構えていた。
浜辺に流されてきた廃材を利用したものかと思っていたがどうやらそうではないようだ。
直島はエコアイランドとも言われており廃棄物について新たなリサイクルシステムを構築する環境産業を育成しているとのこと。
まさにその象徴ともいえるのがこのオブジェである。
ゴミでも鮮やかな色を使いりっぱにアートしている。
(磯でグレを狙っていたら釣れてしまうアイゴにそっくりだ)
「船のオブジェ」
まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような、楽しかった直島。
ありがとう。
芸術の秋を堪能できた楽しい1日であった。
明日からどの方角へかじをとろうか?
今まで通り・・・
自分の思うがままに・・・
自分のままで・・・
「ようそろーーーっ」
ネコバスはいったいいつになったら来るのだろう。
いきなりの得意のオオボケ。
直島は香川県であった。。。ことをたった今知った。
距離的には岡山の方が近いようだが・・・
瀬戸内の島々で行なわれている「瀬戸内国際芸術祭2010」を見に行った。
この10月末で終了する。
岡山の宇野港を車でめざす。
頭の中や標識を見ながら”宇野港””宇野港”と何度も確認しながら。。。
(ナビは適当な道を教えるから基本信用しない)
2時間かけて港に着いた。
カーフェリー、小型船があり自転車を持ち込めるのはカーフェリーのみ。
到着港も島の東側や西側に別れていたり・・・
そこでまたまた得意のオオボケを。
ここまで何回も”宇野港”とつぶやいてきたもんだからついつい
「宇野港まで往復でカーフェリーで」
”えっ”とチケット売り場の女の方。(半分、顔が笑っている)
”ここが宇野港ですけど。。。”
(あっ。しまった。やってしまった。)
「え~どこでしたかね~・・・そうでした。失礼。直島のえ~っと宮浦港まで往復で、自転車持込みで。
(つゆだくで、もとい、汗だくで)」
”はいっ、○○円になります”
「どうもどうも!」
フェリーへの乗船は既に始まっている。
この場を去るように飛び出して急いで自転車をぐいっと踏み込むと・・・
ガラガラガラガラ・・・ボキッ
ワイヤーロックを外すのを忘れていた。。。
ホイールのスポークは無事だったが、なんとカギの金具部分が折れて使い物にならなくなってしまった。
安物のカギのおかげででホイールが事なきを得たということだ。(ここはポジティブに)
2度あるボケは3度あるという。
あとはもう大丈夫。
楽しい1日になりそうだ・・・(爆)
たいへんなにぎわい様。
しかも外人さんが非常に多く、小型船の方もかなりの外人さんが乗っていた。
あとはほとんど学生さんらしき人達ばっかり。
あっという間の20分で直島は宮浦港に到着。
いきなり出迎えてくれたのは・・・
真っ赤な大きなドテかぼちゃ。
これもちゃんとしたオブジェである。
まずは”007「赤い刺青の男」記念館”へ。
直島が映画の題材になったようである。
撮影を誘致したが名前だけ使われて、実際の映画は直島と似たような所で撮影されたらしい。
映画のポスターがたくさん貼ってあった。
あとはボンドカーのミニチュアなどなど・・・
思っていたよりこじんまりした記念館だった。
近隣をポタッた後「ネコバスのていりゅう所」へ向かう。
途中巨大なゴミ箱が。
高さ4m程あるだろうか。
なんかワクワクしてくる。
「ネコバスのていりゅう所」は島を縦断する峠のてっぺんにある。
ここがこの島のメイン会場である「ベネッセハウス」
宿泊施設を併設した現代美術館である。
”地中美術館”というものがあるようだが「値段だけ高くて”なんじゃ?”」という評価を見ていたので今回はパスすることに。
エリアマップにはかなりきついと書いてあったが・・・
たかをくくっていた。
むちゃくちゃきつい。
トトロに会う為にはきびしい道のりが待っていた。
突然、バス停が現れた。
ここは隠れた名所である。
「ネコバスのていりゅう所」
「じこく表」
「いつでもネコバスくるよ」
いかにも現れそうな雰囲気。
しばらく待っていた。
待てど暮らせど通り過ぎるのは普通のマイクロバス。
バスの中の人は
「この人ここで何してるんだろう?」
と思っていたに違いない。
そして「ネコバスのていりゅう所」という看板を通り過ぎる瞬間、「あっ」という顔をする。
”ハハハ。どんなもんだい”
横にはこの「ネコバスのていりゅう所」を見るためのちゃんとしたバス停があるのである。
しかも高台からの眺めも最高の場所なのである。
トトロは大人には見えない。
でもいくつになっても子供の私には見えると信じて思っていたつもりのはずであったような感じを持ちながらもしかしたらと期待しながらあれやこれやと・・・
もういいか(笑)
「さよならトトロ!また会う日まで~~~♪」
先を急ごう。
あとは下るだけ。
楽チン!
下った先で出迎えてくれたのは・・・
黄色いドテかぼちゃ。
そういえば世はハロウィンのオレンジのかぼちゃでにぎわっている。
最初見た赤いかぼちゃとこの黄色いかぼちゃを合わせたらオレンジ色のかぼちゃになる。
こうやって手の上で転がしてみたい・・・
何を?
ブランデーに決まっているだろう。。。???
直島銭湯「I湯」
和と洋のタイルのコラボ。
実際に入浴できる美術施設である。
軽くランチタイム。
レンタサイクルであふれかえっている。
さーここからが本番である。
古い家並みが残る本村地区で古民家などを改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化した
「家プロジェクト」
というのを見て回るのである。
チケットは既に購入済み。
家プロジェクトvol.1「はいしゃ」
かつて歯科医院兼住居であった建物をまるごと作品化したもの。
その横に、おっと初の自前バイクに遭遇。
「GIOS AIRONE」
ジオスブルーはやはり美しい。
次のロードを買う時が来るとしたら「SESSANTA」がいい!
カンパを一度でいいから触ってみたい。
この家プロジェクトの企画。
たいへん面白いのだが残念ながら内装の撮影が禁止されている。
「はいしゃ」の中には巨大な自由の女神の上半身のオブジェがあった。
トリッキーな楽しい建物である。
カフェ「nyaosima」
島にはなぜか猫が多い。
魚が多いから?
ここは猫と一緒にお茶できるカフェである。
ポカポカ陽気のお昼寝タイム。
あちこちの猫がかわいいモデルになる。
家プロジェクトvol.2「角屋」
それはもうすごい内装で、床には水がはってあり、水中で様々のいろのLEDが点滅する。
壁には滝が流れているような錯覚をおぼえた。
家プロジェクトもいいがお店や普通の民家がちょっとおしゃれなのれんを下げているだけでそれはりっぱなアートとなっている。
ここは「丸亀うちわ屋」さん。
島ぐるみでアートと化している。
女の子が思いっきりシャボン玉を吹いている。
小さいきれいなたくさんのシャボン玉が空に舞う。
「こんにちは。写真を撮らせてもらっていいですか?」
”どうぞどうぞ”
女の子が構える。
”○○ちゃん、写真撮ってくれるそうだから大きいのを作ってごらん”
シャボン玉はどんどんどんどん大きく大きくなっていく。
いつ空に舞うのか。。。
どこまで大きくなるのか。。。
と思った瞬間・・・パチッと消えてしまった。
女の子は首を横にカクッっとかしげる。
「ありがとう。大きいのができたね。。。どうもありがとうございました。失礼します。」
”いえいえ”
(ごめんね。ちょっと緊張させちゃったね。小さいのでよかったんだよ。)
家プロジェクトvol.3「碁会所」
島の人々が碁を打ちに集まっていた場所である。
畳の上に椿の花がちりばめられた落ち着いた空間だった。
島で一番人気のカフェ「まるや」さん。
お店は超満員。
ライブやいろんなイベントを行なっている。
表の朽ち果てた自転車も看板を載せて現役で活躍中。
家プロジェクトvol.4「南寺」
中に劇場のようなものがあるようだ。
ここは見なかった。
というか見れなかった。
あまりの人気で整理券を配っていたようだ。
何時何分入館という整理券を持っている人だけが中に入ることが出来る。
残念。
見たかったな~~~。。。
気を取り直して楽しみにしていた「よいち座」へ。
空き缶やいろんなフタで作った人形を展示・販売している。
表に並んでいた空き缶君達。
ビールの空き缶のフタをとったら、2個のポッチが目となり、大きな口を開けて歌っている。
中にはもっと楽しいものが・・・
オーケストラの楽団を組んでいた。
「かわいいですね!」
”かわいいでしょう。。。でも中では写真は撮らないで下さいね。”
たかが空き缶、されど空き缶。
りっぱなアート作品なのである。
肖像権は厳しい。
最後の5軒目の家プロジェクトに向かう。
その時であった。
何か事件でもあったようだ。
仁王立ちした警察官が海を見つめている。
たまに覗き込んでいる。
事情聴取しているようにも見える。
早速近くに寄ってみる。
何かが浮かんでいるのか・・・
いったいそれは何なのか?
そう思ったと同時に引き上げられた。
それは横のおじさんが釣り上げた小さいイワシだった。
いい加減にしてくれよ。
しかもポリさんこんな所でさぼってないで・・・
というかこんなのどかな島でポリさんの出番はあるのかな?
家プロジェクトvol.5「護王神社」
小高い丘の上にある。
外人さんのカップルとすれ違う。
「ハロー」
”コニチワ”
「マダトオイデスカ」
”チカクデアリマス”
「サンキュー」
”グッバイ”
「グッドバイバイ」
どっちがどっちかよくわからない会話である。
江戸時代からまつられている護王神社を改築したものである。
地下の石室というものと地上の本殿がガラスの階段で結ばれていているらしい。
ロープが張ってあり覗き込むことが出来ない。
地下の入口には長蛇の列が。
トホホ。
地下からガラスの階段越しに差し込む自然の光をこの目で見たかった。
いったいどんな構造になっているのだろう。
残念。
日も傾いてきた。
オープンガレージカフェ「maimai」でティータイム。
恥ずかしすぎるテーブルに一人。
ここちよいBGMが流れている。
これってもしかして・・・
やっぱりそうだった。
「ジャック・ジョンソンですね」
”そうです”
「いいですよね」
”落ち着きますね”
JACK JOHNSONはハワイ生まれ、ハワイ育ちのサーファー&シンガー。
高校生の時にプロ契約を果たすなどトップ・サーファーとして順調にステップ・アップしていたが、17歳の時に頭部を100針も縫う大怪我を負ってしまう。
その療養中に母親からギターをもらったことがきっかけで西海岸の大学で映像の勉強をし、バンド活動に熱中。
2002年以降大ブレークを果たす。
ジャック・ジョンソンはご近所さんに教えてもらった。
自転車に乗る時、車の中で、部屋で聞いていた。
いろんな楽しい思い出が走馬灯のように駆け巡る。
ずっとここで聞いていたかった。
ずっとこの空間にいたかった。
帰路のフェリーでまた見かけた。
この子は一人旅をしていた。
バスでの移動だったようだが行く先々で何回もすれ違った。
君は今、何を見つめているのかい?
君は今、何を考えているのかい?
君の明日は、いったい何がまっているのかい?
本土に帰ってきた。
またなにか変なものが待ち構えていた。
浜辺に流されてきた廃材を利用したものかと思っていたがどうやらそうではないようだ。
直島はエコアイランドとも言われており廃棄物について新たなリサイクルシステムを構築する環境産業を育成しているとのこと。
まさにその象徴ともいえるのがこのオブジェである。
ゴミでも鮮やかな色を使いりっぱにアートしている。
(磯でグレを狙っていたら釣れてしまうアイゴにそっくりだ)
「船のオブジェ」
まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような、楽しかった直島。
ありがとう。
芸術の秋を堪能できた楽しい1日であった。
明日からどの方角へかじをとろうか?
今まで通り・・・
自分の思うがままに・・・
自分のままで・・・
「ようそろーーーっ」
2010-10-14 23:49
コメント(12)
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おはようございます。
大人の私には見えません。
by hayazou2002 (2010-10-15 07:28)
ヤマピーさん おはようございます。
工事が終わったらまた来ますね(笑)
by Fuel (2010-10-16 06:53)
hayazou2002さん
どうもです!
子供の私にも見えませんでした(笑)
by ヤマピー (2010-10-17 15:06)
Fuelさん
どうもです。
時間かけて一気に記事を書いて保存をポチッと押したら
”時間切れ”
ですべての内容がパーになりましたよ。
油断して合間にご飯食べてたりして・・・
4時間ほどの時間が無駄に・・・
一からやり直しでしたよ。(怒)
by ヤマピー (2010-10-17 15:12)
「瀬戸内国際芸術祭2010」は知っていたのですが、混んでるだろうな~とのことで諦めていました。
ヤマピーさんのレポを見て、やっぱり行っておけば良かったと後悔しています(笑)
by charingo (2010-10-17 21:57)
charingoさん
どうもです!
芸術祭は7月からやってましたので
5月に行かれた小豆島も7月以降でしたらいっそう混んでたでしょうね。
私は運よく平日に行けましたが土日はどの島もいっぱいみたいです。
国際芸術祭とあって外人さんが多くてちょっとした海外旅行気分だけは味わえました。
韓国旅行うらやましいです。
お土産(話)楽しみに見させてもらってますヨ。
by ヤマピー (2010-10-18 00:05)
ヤマピーさん こんにちは
どうもご馳走さまです。
すごく島中がこれでもかってくらいアートしてますね。
私やったらこの内容の報告は2週間はかかるでしょう(笑)
ところでヤマピーさん芸術家みたいやね。
写真のセンスも文章も最高ですわ。
なんも期待はしておりませんから。
ご心配ご無用でござるよ(笑)
by Fuel (2010-10-18 12:28)
こんばんは
工事中が終わったので
遊びに来ました。
超大作です。私なら
1週間分の記事です。
芸術ですね。
サリーの自転車はバーエンドシフターなんですね。
一度付けて見たいなあ。
by hayazou2002 (2010-10-18 21:02)
Fuelさん
どうもです!
こういう所に行くとついつい写真を撮りすぎてしまいます。
写真を撮る時間だけで1時間以上はは費やしてます。
ポタというのは名ばかりでサーリーがモデルと化してます。
もっと走らにゃーいけせんな~。
by ヤマピー (2010-10-19 22:54)
どうもです!
いえいえ、ポタとは名ばかりのただの観光です。
芸術だなんてもったいないお言葉です。
バーエンドシフターはWレバーよりはましですがやっぱりハンドルから手が離れますので
スピードが出ていたらちょっと怖いもんがあります。
STIレバーなどには操作性はかなわないと思います。
って・・・STI レバーを触ったのはご近所さんのピナレロを1回だけ試乗させてもらっただけですが(汗)
by ヤマピー (2010-10-19 23:15)
net surfinしてたら、たまたまでくわしました!
その節はご来店ありがとうございました!
自転車覚えてます(^^)
Jack Johnson今でもエンドレスで、流れてます。。。
また、直島にお越しの際は遊びに来てください!
by garage dining cafe maimai (2011-05-10 01:12)
maimai様
コメントありがとうございました。
いい思い出をありがとうございました。
私にとっては何とも言えない空間で
このままここに居座ってみたいとまで思いましたヨ。
心地よすぎて思わず寝入りそうになりました(笑)
是非是非また遊びに行きたいと思っております。
ブログも覗かせてもらいましたが
ハワイはやっぱりいいですね!
私にとっては新婚旅行の思い出詰まったハワイです!
by ヤマピー (2011-05-12 00:24)